多汗症と発汗刺激

発汗刺激という言葉をご存知ですか?発汗刺激とは、気温や運動、そして辛いものなどを食べたときなどで体温が上がったときに、脳の視床下部が刺激されて発汗が促されることをさしています。発汗刺激が起こることによって自律神経のうち交感神経が優位になります。そして全身の汗腺(エクリン腺)から汗が分泌されるようになります。また発汗刺激は体温が上がるときだけではなくて痛みを感じたり、緊張をしたり不安に感じたりストレスを感じたときにも起こります。

 

多汗症と関係の深い手のひらや足の裏の発汗刺激は、体温が上がったときには起こりません。緊張をしたり不安に感じたり、ストレスを感じたときに起こりやすいようです。人間の汗腺は2種類あります。私たちが普段汗をかいたといっているのはエクリン腺から分泌された汗のことをさしています。エクリン腺は産まれたときから口唇やまぶたを除いてほとんどの皮膚組織に分布しています。体温調整などの大切な働きをしており人間の生命維持には欠かせない汗腺なのです。

 

また多汗症の原因となってしまう汗は、多くの場合このエクリン腺から分泌される汗のことで暑かったり、辛いものを食べているわけではないのに、何らかの原因によってこのエクリン腺からたくさんの汗が分泌してしまうということなのです。エクリン腺の働きには体温調整や皮膚の乾燥防止そsて腎臓機能の補助作用などがあります。エクリン腺から分泌される汗の場合、生命維持に欠かすことができない体温調整にとても大切な役割を果たしています。また皮脂腺から分泌される皮脂と、このエクリン腺から分泌される汗が混ざり合って皮膚の乾燥を防止してくれて皮膚の潤いを保っています。

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