多汗症と温熱性発汗についてですが、温熱性発汗とは、気温の上昇などによって体温が上がるのを防ぐためのいわゆる体温調節のためにエクリン腺から汗が分泌されることです。これは生命維持には欠かせないとても大切な機能で人間の生理現象です。汗腺は自律神経によってコントロールされます。その自律神経をコントロールしている脳の視床下部が体温を約37℃に保つように指令を出しています。
そのためこれ以上、体温が上がりそうになると汗を分泌させて体温を調整して、逆にこの自律神経の働きが低下してしまい温熱性発汗が行われないと熱中症(熱射病、日射病)などになってしまうということなのです。またこの温熱性発汗が過剰だからといって多汗症とはいわないのです。
温熱性発汗が起こる場面ですが、まずは気温の上昇があげられます。そして運動などでの体温上昇や食事をしたとき(熱いものやたんぱく質(肉類)・糖類)などです。温熱性発汗は気温の上昇や運動以外にも、実は食事をしたときにも起こります。特に熱いものや肉類を食べると体温が上昇しますので、発汗が促されます。また、食事中に発汗する人は食べたものがすぐにエネルギーとして燃えているため太りにくいといわれています。
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多汗症についてあなたはどのくらいご存知ですか?多汗症とはエクリン腺という、人間の汗腺の中にある腺から、通常以上の汗を出してしまう症状や病気、体質のことをさしています。多汗症には、全身から汗をかいてしまう全身性多汗症もありますし、顔、頭部、手のひら、脇のように、局所的に特に汗を多くかいてしまう局所性多汗症というものがあります。多汗症と一言で言っても、人間は、誰しも汗をかくものですよね。
自分が出している汗が、正常な汗なのか、また多汗症の汗なのか、見極めることは難しいことです。どういった状態の人が多汗症なのかと言えば、その点についても個人差があります。そのため、なんとも言えません。手のひらを例にあげてみても、ちょっと汗ばむ程度から、したたり落ちるくらいに汗をかくという人までいます。症状は人によって様々だと思います。症状と言うより、むしろ汗をかく「原因」の方に多汗症かどうかの鍵があるようです。
また、多汗症の人が汗をかく場所は、主に顔全体や頭部、手のひら、足の裏、脇などが挙げられます。多汗症の原因には、ストレスや不安、緊張などの精神的なもの、食生活、遺伝、肥満、病気、ホルモンバランスの偏りなどが挙げられます。症状としては、暑くもないのに汗をかいてしまったり、目上の人と握手をするときに汗をかいてしまう、本を読んでいると触っているページが濡れてしまうなどの症状が挙げられます。

