多汗症と精神性発汗

他人にはなかなか理解されない病気、多汗症。その多汗症の原因、悩み、種類、自分でできる多汗症対策についてなど。
多汗症と精神性発汗

多汗症のついて知識を得るためには発汗と汗腺の知識も必要になるのではないでしょうか。一口に“汗”といっても、それが体温調節のための汗なのか。多汗症による汗なのかを見分けるということは難しいことです。まずは汗がどのようなときに分泌されて、どこから分泌される汗が多汗症の原因となるのか、また汗腺にはどのような働きがあり、どのような特徴があるのかを知っておくことによって多汗症の症状を予防したり、対策することができるのではないでしょうか。

精神性発汗は、体温調節のためではなくてストレスや緊張、不安というような精神的・心理的な問題が原因となっています。自律神経のうち交感神経が活発になったためにエクリン腺から汗が分泌されるということなのです。いわゆる「冷や汗」「手に汗を握る」とはこの精神性発汗のことをさしています。精神性発汗自体は誰にでも起こりうることなので問題はありません。しかし、これが過剰な場合だといわゆる多汗症、特に局所性多汗症の大きな原因だと考えらるのです。

精神性発汗がでる場面ですが、ストレスを感じた時や緊張した時、恥ずかしい時、不安な時、興奮した時、驚いた時、痛みを感じた時、たとえばスポーツの試合の大事な場面で緊張したり、テストで緊張したり、不安におもうことがあったり、「ドキッ」と驚いたときなどに精神性発汗は起こります。また一度、精神性発汗が起こってしまうとその汗を止めようと思いますので、それがまた緊張となってしまいます。それによってより発汗が促されるといった悪循環となってしまうのです。

次の記事 >> 多汗症と味覚性発汗
多汗症対策新着情報&ニュース 記事一覧
多汗症 対策 新着情報

多汗症を治療するための星状神経節ブロック療法は、その効果が現れるまでには個人差があります。そして効果が現れるまでに数回、または数十回治療を行う必要がある場合もあるのです。ただ星状神経節ブロック療法には重大な副作用はほとんど報告されておりません。そして下記のような副作用もほとんどの場合、時間の経過と共に解消されていくといわれています。

星状神経節ブロック療法が行われている症状(病気)には、次のようなものがあげられます。・自律神経失調症、・アレルギー症状(花粉症・アトピー性皮膚炎・気管支ぜんそく・アレルギー性鼻炎)、・冷え性、・頸椎椎間板ヘルニア、・慢性関節リウマチ、・顔面の帯状疱疹、・心筋梗塞、・不整脈・狭心症などです。

その他にも・慢性気管支炎や・片頭痛、・口内炎、・便秘、・下痢、・痔核、・月経異常、・生理痛、・更年期障害、・膀胱炎、・インポテンス、・不妊、・水虫(白癬)、・脂漏性皮膚炎・ケロイド、・アレルギー性結膜炎、・食欲不振、・緑内障、白内障、・睡眠時無呼吸症候群、・不眠症、・疲労倦怠感などがあげられます。星状神経節ブロック療法は、自然治癒力を高めることを期待できる治療法として色々な症状や病気に対してほどこされています。

星状神経節ブロック療法を多汗症治療として使用するような場合は、上半身、頭や顔の多汗症には効果があります。しかし、足の裏の多汗症にはほとんど効果はないようです。また手のひらやわきの下の部位の場合は個人差があるようです。一時的に交感神経をブロックするだけになりますので、多汗症の症状が完治するわけではありません。

星状神経節ブロック療法の効果は個人差がありますが持続期間は数ヶ月~1年といわれています。次に星状神経節ブロック療法のメリットについてですが、多汗症の治療目的以外の体のさまざまな不調が改善されることもあります。そして手術痕などが残らないという点もメリットとしてあげられます。星状神経節ブロック療法を使用すると多汗症だけでなく、交感神経が優位になったために起こるさまざまな症状が改善・解消されることもあります。

反対に星状神経節ブロック療法のデメリット(副作用)についてですが、 多汗症治療の効果がない人もいます。(個人差がある)、そして完治するわけではない、何度も治療を受けると効果がなくなることもあります。まぶたが重く感じることがある、涙が出やすくなる、声がかすれる、めまいや吐き気がおこることがあります。そして行っているクリニックが少ないという点です。

星状神経節ブロック療法についてご紹介します。星状神経節ブロック療法の治療法と副作用はどのようなものがあるのでしょうか?まず星状神経節ブロック療法とは、局所麻酔薬で自律神経のうち交感神経を一時的にブロックするといった多汗症治療です。星状神経節ブロック療法は多汗症治療だけではありません。

たとえばアレルギー症状や頸椎椎間板ヘルニア、慢性関節リウマチ、顔面神経麻痺、片頭痛などの上半身の痛みにたいしての治療法としてよく知られています。のどには主に上半身の部位にある頭・顔・首・肩・上肢・胸・心臓・気管支・肺などの交感神経をコントロールしている星のような形をした星状神経節という神経節があります。

この神経節の近くに局所麻酔薬を注射してから、一時的に交感神経の働きをブロックします。そして機能を麻痺させていきます。多汗症をはじめとして、交感神経が優位になったために起こる症状の場合には、星状神経節をブロックすることによって自律神経のバランスが整えられますので、症状が改善されたり解消することも期待できます。