多汗症の対策をしたり、本格的に治療したくても、どこで治療したらいいのか、実際にはよくわからないものだと思います。ここで、少しご紹介してみたいと思います。
・皮膚科
多汗症の汗は皮膚から出されていますので、皮膚科でも治療が可能です。まず、皮膚科を受診されてみてはいかがでしょうか?
・精神科、心療内科
多汗症は、精神性発汗の場合が多いです。ストレス、緊張、不安などが原因で、汗を引き起こしてしまうケースが多々あります。精神面での治療が必要なら、精神科や心療内科などを受診してみてはいかがでしょうか?
・美容外科
汗腺を焼くなど、美容面やワキガなどの治療を美容外科で行っているところもあります。
このように、多汗症と一言で言っても、症状や原因によって、受診する科も異なってきます。自分に合っていると思う科を検討した上で受診してみましょう。また、複数の科を受診してみるのも、効率的に治療や改善ができて良いと思います。次に、治療に関する説明をします。
・心療治療
多汗症の主な原因として挙げられるのは、精神性発汗という、精神的なものからきているものです。ストレス、不安、緊張などが引き金になるというケースが多いです。かといって、多汗症の原因は、全てが精神的なものかと言えば、そうとも言い切れません。心療治療によっては、発汗量が抑制され、改善に向かう場合もあります。
具体的な治療方法としては、交感神経と副交感神経のバランスを整えるために、自律神経訓練法を行います。また、カウンセリングを行うことにより、精神的な面を治療します。これによって、症状が改善に向かう場合もあります。
多汗症を治療するための星状神経節ブロック療法は、その効果が現れるまでには個人差があります。そして効果が現れるまでに数回、または数十回治療を行う必要がある場合もあるのです。ただ星状神経節ブロック療法には重大な副作用はほとんど報告されておりません。そして下記のような副作用もほとんどの場合、時間の経過と共に解消されていくといわれています。
星状神経節ブロック療法が行われている症状(病気)には、次のようなものがあげられます。・自律神経失調症、・アレルギー症状(花粉症・アトピー性皮膚炎・気管支ぜんそく・アレルギー性鼻炎)、・冷え性、・頸椎椎間板ヘルニア、・慢性関節リウマチ、・顔面の帯状疱疹、・心筋梗塞、・不整脈・狭心症などです。
その他にも・慢性気管支炎や・片頭痛、・口内炎、・便秘、・下痢、・痔核、・月経異常、・生理痛、・更年期障害、・膀胱炎、・インポテンス、・不妊、・水虫(白癬)、・脂漏性皮膚炎・ケロイド、・アレルギー性結膜炎、・食欲不振、・緑内障、白内障、・睡眠時無呼吸症候群、・不眠症、・疲労倦怠感などがあげられます。星状神経節ブロック療法は、自然治癒力を高めることを期待できる治療法として色々な症状や病気に対してほどこされています。
星状神経節ブロック療法を多汗症治療として使用するような場合は、上半身、頭や顔の多汗症には効果があります。しかし、足の裏の多汗症にはほとんど効果はないようです。また手のひらやわきの下の部位の場合は個人差があるようです。一時的に交感神経をブロックするだけになりますので、多汗症の症状が完治するわけではありません。
星状神経節ブロック療法の効果は個人差がありますが持続期間は数ヶ月~1年といわれています。次に星状神経節ブロック療法のメリットについてですが、多汗症の治療目的以外の体のさまざまな不調が改善されることもあります。そして手術痕などが残らないという点もメリットとしてあげられます。星状神経節ブロック療法を使用すると多汗症だけでなく、交感神経が優位になったために起こるさまざまな症状が改善・解消されることもあります。
反対に星状神経節ブロック療法のデメリット(副作用)についてですが、 多汗症治療の効果がない人もいます。(個人差がある)、そして完治するわけではない、何度も治療を受けると効果がなくなることもあります。まぶたが重く感じることがある、涙が出やすくなる、声がかすれる、めまいや吐き気がおこることがあります。そして行っているクリニックが少ないという点です。
星状神経節ブロック療法についてご紹介します。星状神経節ブロック療法の治療法と副作用はどのようなものがあるのでしょうか?まず星状神経節ブロック療法とは、局所麻酔薬で自律神経のうち交感神経を一時的にブロックするといった多汗症治療です。星状神経節ブロック療法は多汗症治療だけではありません。
たとえばアレルギー症状や頸椎椎間板ヘルニア、慢性関節リウマチ、顔面神経麻痺、片頭痛などの上半身の痛みにたいしての治療法としてよく知られています。のどには主に上半身の部位にある頭・顔・首・肩・上肢・胸・心臓・気管支・肺などの交感神経をコントロールしている星のような形をした星状神経節という神経節があります。
この神経節の近くに局所麻酔薬を注射してから、一時的に交感神経の働きをブロックします。そして機能を麻痺させていきます。多汗症をはじめとして、交感神経が優位になったために起こる症状の場合には、星状神経節をブロックすることによって自律神経のバランスが整えられますので、症状が改善されたり解消することも期待できます。