多汗症の人は汗をたくさんかくから、同時にワキガにもなっているんじゃないかと心配する人も多いのではないでしょうか。多汗症もワキガも、どちらも汗に関する病気や症状なので、イコールに思われがちです。しかし、多汗症だからといって、必ずしもワキガではないですし、ワキガだからといって、多汗症ではないので、その点は理解しておいてください。
多汗症とワキガは、原因となる汗を分泌している汗腺が異なります。その点が二つの症状の大きな違いです。多汗症は、エクリン腺から分泌される汗で、過剰に分泌されることを指していて、一方のワキガは、アポクリン腺から分泌されている汗が原因となっています。ですから、多汗症対策をするとき、ワキガに効果的な対策を施しても、無意味な場合があります。
ただし、無関係とはいえ、多汗症の人にワキガの人が多いのは事実です。ワキガ+多汗症の場合、多汗症によって分泌される大量の汗と雑菌がまざりあい、より臭いが強くなるというケースがあります。ですから、対策法としては、まず清潔さを保つことが重要です。
汗をかいたときは、こまめに濡れたタオルや市販の汗拭きシートなどを使い、汗を拭き取るようにして、臭いを出さないような工夫をしましょう。また、多汗症の主な原因が、精神的なものからくるのであれば、リラックスを心がけたり、心療内科に通うなどして、対策をするなど、多汗症とワキガの両方の対策を実行するのが、より効果的な対策になるのではないかと思います。また、食生活の改善も効果があります。実行できるところから、少しずつ実行してみてはいかがでしょうか。
多汗症を治療するための星状神経節ブロック療法は、その効果が現れるまでには個人差があります。そして効果が現れるまでに数回、または数十回治療を行う必要がある場合もあるのです。ただ星状神経節ブロック療法には重大な副作用はほとんど報告されておりません。そして下記のような副作用もほとんどの場合、時間の経過と共に解消されていくといわれています。
星状神経節ブロック療法が行われている症状(病気)には、次のようなものがあげられます。・自律神経失調症、・アレルギー症状(花粉症・アトピー性皮膚炎・気管支ぜんそく・アレルギー性鼻炎)、・冷え性、・頸椎椎間板ヘルニア、・慢性関節リウマチ、・顔面の帯状疱疹、・心筋梗塞、・不整脈・狭心症などです。
その他にも・慢性気管支炎や・片頭痛、・口内炎、・便秘、・下痢、・痔核、・月経異常、・生理痛、・更年期障害、・膀胱炎、・インポテンス、・不妊、・水虫(白癬)、・脂漏性皮膚炎・ケロイド、・アレルギー性結膜炎、・食欲不振、・緑内障、白内障、・睡眠時無呼吸症候群、・不眠症、・疲労倦怠感などがあげられます。星状神経節ブロック療法は、自然治癒力を高めることを期待できる治療法として色々な症状や病気に対してほどこされています。
星状神経節ブロック療法を多汗症治療として使用するような場合は、上半身、頭や顔の多汗症には効果があります。しかし、足の裏の多汗症にはほとんど効果はないようです。また手のひらやわきの下の部位の場合は個人差があるようです。一時的に交感神経をブロックするだけになりますので、多汗症の症状が完治するわけではありません。
星状神経節ブロック療法の効果は個人差がありますが持続期間は数ヶ月~1年といわれています。次に星状神経節ブロック療法のメリットについてですが、多汗症の治療目的以外の体のさまざまな不調が改善されることもあります。そして手術痕などが残らないという点もメリットとしてあげられます。星状神経節ブロック療法を使用すると多汗症だけでなく、交感神経が優位になったために起こるさまざまな症状が改善・解消されることもあります。
反対に星状神経節ブロック療法のデメリット(副作用)についてですが、 多汗症治療の効果がない人もいます。(個人差がある)、そして完治するわけではない、何度も治療を受けると効果がなくなることもあります。まぶたが重く感じることがある、涙が出やすくなる、声がかすれる、めまいや吐き気がおこることがあります。そして行っているクリニックが少ないという点です。
星状神経節ブロック療法についてご紹介します。星状神経節ブロック療法の治療法と副作用はどのようなものがあるのでしょうか?まず星状神経節ブロック療法とは、局所麻酔薬で自律神経のうち交感神経を一時的にブロックするといった多汗症治療です。星状神経節ブロック療法は多汗症治療だけではありません。
たとえばアレルギー症状や頸椎椎間板ヘルニア、慢性関節リウマチ、顔面神経麻痺、片頭痛などの上半身の痛みにたいしての治療法としてよく知られています。のどには主に上半身の部位にある頭・顔・首・肩・上肢・胸・心臓・気管支・肺などの交感神経をコントロールしている星のような形をした星状神経節という神経節があります。
この神経節の近くに局所麻酔薬を注射してから、一時的に交感神経の働きをブロックします。そして機能を麻痺させていきます。多汗症をはじめとして、交感神経が優位になったために起こる症状の場合には、星状神経節をブロックすることによって自律神経のバランスが整えられますので、症状が改善されたり解消することも期待できます。